1.安全品質管理室の活動
社員に対する安全教育を行う専門分野として、1995年に創設された安全教育部が前身となる安全品質管理室は、現在事業本部直属のスタッフ部門として、運転者社内資格認定、雇入れ時の教育、事故再発防止研修を始め、年間安全衛生基本計画の作成、定期健康診断の実施、年4回の全事業所安全衛生パトロール、事故・災害が発生した時の原因究明、再発防止の助言、データ作成・管理などを行っております。
また、現場での安全衛生活動の推進を強化するため、社長から任命されたOJTが各事業所で活躍中です。
2.ISO 9001:2000 認証取得
弊社は、2006年7月、本社において国際品質規格ISO9001:2000の認証の更新をいたしました。
毎月1回開催されるマネジメントレビューは、安全衛生活動の重要なチェック機能として大きな役割を果たしております。
今後も品質マネジメントシステムに基づき、品質方針の達成を目指し、お客さまに満足いただけるよう取り組んで参ります。
品質方針
お客様に「安全・確実・迅速」をモットーとした総合物流サービスを提供します。
その為に、品質マネジメントシステムを継続・改善することでサービスレベルの向上に努めます。 |
2007/10/1
ハートランス株式会社
代表取締役 大野 秀穂 |
取得内容
| ■登録証発行日 |
2006/7/3 |
| ■登録証番号 |
C2006-02056-R1 |
| ■審査登録機関 |
ペリージョンソン・レジストラー株式会社 |
| ■登録事業所 |
ハートランス株式会社 本社 |
| ■認証登録の範囲 |
・一般貨物自動車運送事業
・第一種貨物利用運送事業
・店舗用什器施工業 |
3.安全性優良事業所の認定
東部支店(美濃加茂営業所)では、全国貨物自動車運送事業適正化事業実施機関による「安全性に対する法令遵守状況」「事故や違反の状況」「安全性に対する取組の積極性」の3項目を評価基準とする『安全性優良事業所』の認定を取得しました。
また、各事業所においても、認定取得を順次進めております。
【1】保有車両のうち、東京支店を除く全車両(95%)に、デジタルタコグラフを装着したことにより、速度オーバー、急発進・急制動などの急のつく操作、長時間の連続運転などの危険運転が大幅に減少し、その結果として重大事故がなくなりました。
【2】2007年7月より、プラットホーム付けの多いお客様に対応し、退突事故を未然に防止するため、バックモニターの導入を図った。その結果、顧客先での退突事故が半減し、お客様からも評価をいただいております。
【3】2008年1月より、夜間走行の多い新聞朝刊便の車両30台をピックアップし、ドライブレコーダーを試験的に導入いたしました。
その結果として、今までわからなかった運転の実態が映像により検証でき、事故の原因究明や、ドライバーのマナーアップに大きな効果を発揮することが判明したため、近い将来全車両に導入する方向で検討中です。
4.安全衛生活動の具体的取組
事故災害を撲滅するため、全事業所の安全衛生担当者と責任者を本社に集め、毎月1回開催される安全衛生委員会を核として、以下のことに取り組み、各事業所への水平展開を図っております。
【1】年間安全衛生管理計画の達成度及び進行状況のチェック
【2】デジタルタコグラフの数値データ、及びドライブレコーダーの映像データ解析と、その結果による事故・災害の未然防止の為の活動
ア 担当OJTによる添乗指導
イ 安全品質管理室スタッフによる指導教育
ウ 安全衛生委員会での討議
【3】KYTの実践
【4】年1回、もしくは必要があるときは、安全衛生委員会で各事業所の業務を特定し、リスクアセスメントを実施
【5】発生した事故災害の原因分析と再発防止対策の検討
【6】協力業者に対し、安全衛生委員会へのオブザーバー参加を要請し、安全衛生教育と情報を共有
【7】毎年10月にハートランス安全大会を開催し、無事故無違反運転者、優良作業員などの表彰を実施
【8】産業医・保健師と社内の衛生管理者による毎月1回の健康医療相談
【9】メンタルヘルス対策として、職業性ストレス簡易調査表を活用したストレス診断を実施し、その結果を個別にフィードバック
会社の安全理念実現に向けて、このような活動を継続した結果、過去に数件あった重大事故は影を潜め、昨期(2007年度48期)の事故発生度数率は40期(1999年度)の3.5%から半減し1.7%となりました。
その結果の一端として、全事業所の損害保険の割引率も最高料率の70%となっています。